MT-07

大型バイクビギナーからエキスパートライダーまで、レベルに応じて
楽しめるMT-07。

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イメージ写真は2021 MT-07カラーとなります。

熟成され続けるMT-07 

2013年モーターショーにてクロスプレーンコンセプトの元、新しいスタイルの軽量ネイキッドスポーツバイクとして登場したMT-07。車体に跨がった瞬間に感じる軽さ。足つき性の良さ。この排気量のバイクとは思えないほど、とにかく思い通りに良く回るツインエンジン。このコンセプトが評価され、これまで当店でも沢山のお客様にご購入いただきました。そして登場した2021年〜モデル。ついにデザインは最新のMTシリーズと統一され、更なる高級感も身につけました。デザイン以外で目立つ変更点としては、メーター廻り、ハンドルポジション、ブレーキローターの大型化、LEDウインカー採用といったところですが、全体的に質感の向上が感じられ、今まで気になっていたところがアップデートされた印象です。
フレーム、エンジンに大きく手は加えられていない事から従来のモデルと比較し、走りやパワー特性に大きな変化があったワケではありませんが、厳しいユーロ5適合に対応したエンジンとなっても、これまでのMT-07ならではのどこまでも回ってしまいそうな楽しいエンジンに変わりはなく、セッティングの違いはありますが、基本的に2020年に発売されたテネレ700、2021年に発表されたYZF-R7にも搭載されているエンジンであり、それぞれが高い評価を得ている事を見ても素材の良さは間違いありません。
大きく値上がりしていくモデルが多くある中、大型スポーツバイクととしては購入していただきやすい価格帯もキープ。価格を押さえつつ、『大型ビギナーの方からエキスパートライダーの方まで充分に楽しんでいただけるパフォーマンスをもったモデル』というコンセプトをあえて崩さなかったのが今回の2021年〜MT-07です。

MT-07 進化のポイント

・より精悍さが増し、コンパクトになったデザイン
・ついにLED ヘッドランプを採用
・マルチファンクションメーターの採用
・アップライトでより疲れにくくなったライディングポジション
・フロントディスクブレーキローター大型化

大型化されたフロントディスクローター。より走りの安全性が増しています。

MT-07の特性について

MT-07は、「エンジンありきのバイク」と言っても過言ではありません。搭載しているクロスプレーンコンセプトの2気筒エンジンは、過去に発売されていたヤマハの並列2気筒エンジンを搭載したTDMやTRXとは異なる特性、フィーリングとなっており、今までのヤマハ2気筒エンジン以上に低回転から高回転まで実に勢い良く回ります。そんなエンジン特性でありながら、けっしてライダーを急かす様な事はありません。MT-09が大排気量ならではの低中速でのトルク感を味わいを感じながら走るバイクであるのに対し、MT-07はエンジンを回して楽しむバイクなのです。MT-07が偉いのは、その様なエンジンを回す楽しみがあるにも関わらず、リッタークラスの4気筒バイクほどスピードを気にせずアクセルを開け、エンジン特性を楽しむ事ができる点にあります。もちろん、リッタークラスのバイクと比較すれば、厚いトルク感や猛烈な加速感こそありませんが、高速道路での合流時等でエンジンを高回転域まで回せば、リッタークラスのバイクとは別の気持ちの良いサウンドと胸の空く加速感を味わっていただけると思います。
もっともMT-07の楽しさが特に感じられるのは、コーナーリング中、アクセルを開けながら、サスの動き、タイヤの接地感等、バイクとライダーとの一体感を感じる時だと思います。エンジン特性と車体の軽さ、サスペンションの動きのマッチングが非常に絶妙で、どこを走っても自分の思う通りに早く走れる様な気がします。例えば、MT-07とMT-09は同じタイヤサイズなのですが、エンジン特性、サスペンションの動きの違いで、これほど身体に伝わる感覚が違うのか。。と感じます。この為、峠ではMT-09よりもMT-07の方が速く走れる気がします。
またMT-07は、ポジション、エンジン特性も含めて、ツーリングの相棒としても向いています。各メーカーから対応したケースも発売されている事から、それなりの装備で固めていただければロングツーリングにもお使いいただけます。

モード切替がついていないのは、素のままでも十分に楽しんでいただけるバイクだから

MT-09に搭載されていたD-MODEが、なぜMT-07に採用されなかったのだろうとはじめは不思議に思っていました。当初スペックを聞いた時は、リーズナブルに感じてもらえる価格帯でお客様にバイクを提供したいというヤマハの意図によって搭載されなかったと思っていましたが、乗り込んでいくと必要のない事がわかりました。そもそもモード切替は、「もう少しパワーを押さえて走りたい」「普通に走りたい」「パワフルに走りたい」と感じるバイクだから必要な機能のであり、そうした気持ちにならないバイクには必要の無いシステムです。そもそもMT-07は、約700ccの排気量がもありますから、低回転で走っても苦痛は感じず、エンジンと会話しながら普通に走っていれば、こうしたモード切り替えを必要としないバイクなのです。

MT-09とMT-07どちらにしようか悩まれているお客様へ

バイク雑誌等でも、よく記事にされ、比較されるこの2台。よく排気量の大きなMT-09は兄。排気量の小さいMT-07は弟分の様にイメージされている方も多いと思いますが、実はこの2台、同じ「MT」という名前、ネイキッドスポーツバイクであるという事を除き、まったく異なる個性を持ったバイクであり、また楽しみ方も異なる、違うカテゴリーに位置するバイクです。また、この2台、どちらを先に乗るか、どこで乗るかによっても感じ方が違うバイクです。例えば、MT-09はコーナリング中、サスペンションの固さが目立ち、思った様にアクセルが開けられない、旋回しずらいシーンがあります(これは2021年〜モデルでかなり改善されています。)ですが、やはりMT-09からMT-07に乗り替えると、エンジン、車体、サスペンションの動き、乗りやすさといったMT-07のトータルバランスの良さを感じます。この為、安心して速く走れる気がするのです。

双方のバイクを適度に乗り込んだ経験からすると、MT-09は難しい数式を与えられ、それを苦労しながら解いていく。「乗れるもんなら乗ってみな!」的な感があり、それは2021年型になっても少し残っています。MT-07は、ライダーへの優しさから「楽しみ方の方向性が沢山 ある」そんなバイクなのです。
MT-09はMT-07に対して3気筒と2気筒の違い、また約150ccの排気量の違いがあり、また上級者が乗っても驚く様な特性を持った、どちらかと言えばエキスパート向けモデルであり、一方、MT-07は大型ビギナーの方からベテランライダーの方まで楽しめる、スタンダードな大型スポーツバイクです。この状況は2021年〜モデルとなった今も変わりません。この2台マシンは特性(キャラクター)が違い過ぎるのです。この為、本来なら、ご自分の使用用途、ニーズがハッキリしてる方であれば比較するバイクではありません。

この様な特性のこの2台。チョットした街乗りでの試乗や試乗会会場で乗るレベルでは、お互いの車種の本当の面白さ、良さは、ほとんど体験していただけないのです。この為、この2台を同時に試乗されると、トルク、パワーで勝るMT-09に魅力を感じ、MT-07を非力に感じてしまう方が多いのです。(私もはじめはそうでした)しかし、それは排気量の大きなMT-09と比べるから感じる事であり、MT-07単体で考えれば、まったく問題無い動力性能を持っていると感じていただけるはずです。やはり両車両、別々の楽しみ方、良さがあるのです。
今回の2021年モデルのMT-09が良くなったからといってMT-07の魅力が失われた訳ではない事を付け加えておきます。またMT-09がいくら新しい装備、セッティングによって、より多くのライダーにお勧めできるバイクになったと言っても価格はもちろん、相変わらずの元気な部分を持っており、さすがにMT-07ほどの柔軟性、優しさは持ち合わせていません。車輌のカッコ良さ、性能は、バイク選びの重要な選択要素ですが、日本の道路環境、巡航速度といった面を考えると、結局、どれだけ高性能なバイクを手にしても、こっそりと性能を味わう事しかできません。また、そうした事実と自分の求めるニーズ、自分のライディングテクニックと向き合いながら、バイク選びをどう考えるか?という事が大切だと思います

もう一つの考え方として、MT-09を買う予算があれば、MT-07に沢山のオプションパーツ、カスタマイズに予算を掛けられます。もし、この2台をご検討される際には、是非、そんな事も意識していただければと思います。
すっかり定番モデルとなったヤマハのこの2台。しばらくラインナップから消えません。大型バイクの腕を磨きたい、気軽にどんな使い方もしたいという方はMT-07を。大型バイクにも慣れ、腕も上がり、もうワンランク上のスポーツモデルに乗りたいと思った時、MT-09・MT-10等をご検討いただければ良いと考えます。

ご購入いただいたお客様の傾向とオススメのポイント

熟成を重ねたMT-07は、2021年のモデルチェンジによって、デザイン上でも以前に増してMT-09と比べても見劣りする事も少なくなりました。今人気のYZF-R7、テネレ700 XSR700といった人気モデル達の基となっているモデルであり、MT-07を選んで良かった!と思っていただける。そんなバイクであり、スタンダードな大型バイクとして自信を持ってお薦めできます。

ご購入車の傾向といたしましては、2014年の初代モデルが年間のベストセラーになった当時は、大型ビギナーの方の購入が多かったのですが、ここ数年間は大型ビギナーのお客様はもちろん、リターンライダー、エキスパートライダー、また幅広い年齢層のライダーの皆さんにご購入いただいております。中でもSSモデルからのお乗り替えというケースや今の自分の使い方、体力に見合ったバイクを求める高齢に向かライダーのお客様からの支持を得るなど、ご購入いただけくお客様の幅は広がって来た様に感じます。

様々なバイクを乗り継いできたエキスパートなライダーの方で、現在リッタークラスにお乗りの場合、最初MT-07に乗り替えると最初はパワーが無いと感じるかもしれません。しかし、その反面、車体の軽さと、そこから得られる爽快な走りが、そんな事を忘れさせ、いつしか『このくらいのパワーが丁度良いじゃないか』と感じさせてくれます。これは同じエンジンを搭載したネオクラシックモデルのXSR700にも言える事ですが、気張らず大型バイクを楽しみたい。そんなライダーの方には、まさにピッタリなバイクです。とにかく、MT-07未体験の(特に50代〜)のベテランライダー、リターンライダーには是非、お乗りいただきたいバイクの一台です。また、これまでMT-09シリーズを選んで楽しんでこられて来たライダーの方も、そろそろ体力的に、もっと気軽に乗れるモデルでも良いかな。。と考えている方もいらっしゃる事と思います。

ちなみに当店がツーリングで測った燃費では、MT-09は23~25km、MT-07は25kmと大きく変わる事はありませんでした。これは、MT-09は普段から豊富なトルクがあるため、あまりアクセルを開ける機会が少ない事が影響し、MT-07は、MT-09に比べると、ついアクセルを開けて走る機会が多くなる為、こうした燃費にあると考えられます。特にMT-07は、アクセルのオン・オフの頻度が減り、一定の速度域で走れば、もっと距離は伸びるかもしれません。MT-09は、 この排気量のモデルとしては良い燃費であると言えますが、ガソリンがハイオクという事で後々のランニングコストを意識していただく必要があります。MT-07はガソリンがレギュラー仕様というもの、このガソリン高の昨今では助かりますね。※走り方、道路状況によって、燃費は異なります。

では結論として、自称エキスパート?の私なら、どちらを買うか?と聞かれたらら、きっと皆さんと同じ様に悩むと思います。(笑 ただ、今の50代中盤という年齢を考えるとMT-07を含めたXSR700、テネレ700、YZF-R7といったモデルの中から選ぶような気がします。とにかく、この2台を選ぶ基準は「絶対性能 」か「扱いやすさ 」どちらを重要視して選ぶか。という事になると思います。検討されている皆様には、とにかく、今の自分に合っている。向いている。と思った直感を大事にバイク選びをしてもらえればと思います。

※2022年10月現在、コロナウィルス等の影響による生産の遅れ、世界的な半導体不足が続いており、ヤマハもその影響を受けている為、ご注文から御納車まで、かなりのお時間をいただいている状況です。この状況は長期化する可能性もあり、お客様には大変御迷惑をお掛け致しますが、このMT-07は、待ってでもご購入いただく価値があるバイクだと思います。是非、ご検討いただければと思います。

MT-07 オススメ カスタム・ドレスアップパーツ

YSギア フライスクリーン
MT-07のフロントマスクをより精悍に演出しながら防風性能も向上させるスタイリッシュなフライスクリーン

19,800円(税込) / 18,000(税抜)

YSギア サイドスライダー
もしもの転倒時、間違ってバイクを倒した際のエンジンへのダメージを軽減します。耐衝撃性・耐摩耗性に優れた超高分子量ポリエチレン樹脂製。

28,600円(税込) / 26,000(税抜)

YSギア パフォーマンスダンパー
走行時の車体の変形及び振動をダンパーで吸収。ワンクラス上の上質な乗り心地を提供します。
• 四輪高性能車に装着され定評のある「パフォーマンスダンパー」の二輪専用版。
• 振動を抑え、乗り心地、ハンドリングを向上させ、ツーリング、長距離移動でさらに効果を発揮する車種専用車体制振ダンパー。
• 車体フレーム左側に専用のステー、カラー類を使用し装着します。

33,000円(税込) / 30,000(税抜)

YSギア ローシート
MT-07標準シートと比べ、約14mm着座位置を下げたシートです。足つき性の向上に貢献しながらツーリング時の快適性を損なわないようにウレタンの最適化を図りました。

28,600円(税込) / 26,000(税抜)

YSギア LEDウィンカー
9個のLEDランプを内蔵したスリムでスタイリッシュなデザインのクリアウィンカー2個セット。前後に装着する場合、2セット必要となります。色は、ブラック、カーボンルック、クロームからお選びいただけます。

8,800円(税込) / 8,000(税抜)

アクラポビッチ フルエキゾーストマフラー
JMCA認証プレート付き、車検対応マフラーです。
車体にマッチした2気筒エンジンを強調するテールデザイン。

その他のMT-07のカスタム・ドレスアップ・ツーリングアイテムについてはコチラをご覧下さい。
※オプションパーツも入荷までお時間をいただく商品が増えております。ご購入の際は、お早めに御相談下さい。

カラーリング

2022 MT-07

パステルダークグレー(グレー)
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)

主要諸元

全長×全幅×全高 2,085mm×780mm×1,105mm
シート高 / 最低地上高 805mm/ 140mm
乾燥重量 184kg
燃費・定地走行テスト値 40km/L(60km/h) 2名乗車時
原動機種類 水冷・並列2気筒・4ストローク・DOHC・4バルブ
総排気量 689cm3
最高出力 54kW(73PS) / 8,750r/min
最大トルク 67N・m(6.8kgf・m) / 6,500rpm
始動方式 セル式
燃料タンク容量 13L
エンジンオイル容量 3L
燃料供給 燃料噴射式(Fi)
タイヤサイズ(前/後) 120/70ZR17M/C(58W)(チューブレス)
180/55ZR17M/C(73W)(チューブレス)
ブレーキ形式(前/後) 油圧式ダブルディスク/油圧式シングルディスク

価格

メーカー希望小売価格:
2023 MT-07 ABS
8836,000円 [消費税10%含む] (本体価格 760,000円)

* 登録諸費用について
* 在庫・予約状況等はYSP川口までお問い合わせください。